チャイルド・ホープ田辺です。嬉しいことがあったので忘れないうちにブログに書いておこうと思います。

チャイルド・ホープには学習室があり、学習をする生徒は原則そこへ移動して学習を行います。中々自立した学習が出来ない生徒が多く、出来そうなところでも先生に教えてもらうまで解こうとしなかったり、集中力が切れてうろうろしてしてしまうような生徒がよく見られます。

そのうちの一人の低学年の生徒が、今日(3/21)学習をしている時の話です。その生徒が順調に学習を出来ている様子を見て、「少し道具を取ってくるからこのペースでやってみよう」「わからないところが出たら飛ばして進めて、後で先生が来たときに質問しよう」と最初に(田辺が)声をかけたのですが、一度目は学習室を飛び出して「ここがわかりません」とプレイルームまで来てしまいました。とはいえここまでは想定の範囲内。

この生徒が偉かったのはその後で、「カタカナ表をあげるから、今度こそ自力でやってみよう」「わからないところはどうするんだっけ?」と声をかけたところ「わからないところは飛ばして進めます!」と元気よく返事をして、その後(数分程度とはいえ)しっかりと集中して、誰に頼ることなく自立して勉強を進めることが出来たのです。

放課後等デイサービスに限った話ではないと思いますが、あくまで主役は生徒本人であって指導員は「支援をする存在」だと思っています。学習、遊び、どちらの面でも「指導員がいてこそ成り立つ」のままで満足していては生徒の将来に繋がらないと考えています。

個人的な話だったかもしれませんが、今日あった出来事はそんな願いを実に結べる上で、大きなモチベーションに繋がる気がします。また明日以降も前向きに頑張ります。