チャイルド・ホープの田辺です。更新頻度が落ちていてすみません。
世間は今将棋ブームが来ているような気がします。集中力、洞察力、判断力などなど、子供の教育には良さそうなワードがたくさん含まれる将棋というゲーム。子供の頃は「将棋が出来る子」はなんとなくかっこいいなと思っていました。
実は今まで「コマの動かし方を半分くらいは分かる」程度だったのですが、ものは試しと買ってみて、生徒と一緒に将棋を勉強しています。スマホのアプリのCPUにはまだ全く勝てませんが・・・。
自分は完全に「デジタルゲーム」の世代なので、「ゲームのチュートリアル」を思い出して、「圧倒的に生徒側が有利な状態から戦いを始める」という方法で今生徒たちにルールや楽しさを教えるようにしています。ある生徒(しかも小学校低学年)などは全くコマの動き・ルールを知らないところから(強いかどうかはいったん置いといて)既に一局通してルールブック(コマの動かし方)を見ずに打てるようになりました。
「こう置いたら相手は次どう動いてくるか」という他者視点は将棋をやる上で欠かせません。遊べる子は限られるかもしれませんが、それでもやはり将棋というゲームもまた療育的効果は期待出来ると思います。