放課後等デイサービス チャイルド・ホープの職員の田辺夏輝と申します。

主に東貝沢での話なのですが、チャイルド・ホープでは時間の空いた時によく近所の公園へみんなで向かうことがあります。

私は野球が好きで「マイグローブ」も持っていて、公園ではよく「キャッチャー役」をしつつ投げ方を教えたり、「ピッチャー役」をやりながら打ち方を教えたりしています。(金属の「マイバット」は危険なので封印!)

野球をしていてよく思う事は、「きちんと教えてくれる人さえいれば、みんないつかはできるようになる」ということ。

例えばある生徒Aくんは、はじめは外遊びも殆どせず室内で遊ぶことが多かったのですが、以前高崎市の観音山ファミリーパークへ行ったときに「手持ち無沙汰じゃ勿体ない!」と、思い切って野球のバッティング(プラスチックのバットを使っています)を教えた所、今では夢中になって来る度に「野球をやりましょう」「公園に行きたいです」と言うようになりました。

もちろんはじめはAくんも、はっきり言ってしまえば全然打てません。最初は5球に1球程度バットに当たれば良い方、と言った感じだったと思います。

ところがAくんはここからが立派で、空振りをしてもめげず、「打てた時の充実感」を糧に頑張っているのが良く伝わってきました。

「Aくんを打てるようにさせてやりたい!」という思いもあってその日はほぼ付きっきりで指導、その結果バットに当たる確率も50%くらい?までその日のうちに上昇。その後は当たるのが楽しいからもっとやるしアドバイスも聞く、そうすれば素直なAくんはさらに上手くなる、という繰り返しでした。

今では殆どのボールをバットの芯で捉えるようになり、飛距離も日々更新中です。こないだは20~30mくらい飛んだと思います。(プラスチックのバットで初心者がこれだけ飛ばすのは本当に凄いことなんです!)

以上ここまで、生徒Aくんの成長談でした。主にはこういう感じで「こういう良い成長が見られたよ!」ということをネタに、記事を書いていければいいなぁと思っています。